〇平成30年12月4日(火)の講座概要

◆午前の部(10:00 ~ 12:00)

「今を考える③ 文章表現とは」

講師:加畑 公一郎 様(元朝日新聞論説委員 宝塚大学非常勤講師)

 

◆昼食(12:00 ~ 13:00)

 

◆午後の部(13:00 ~ 14:00)

クラスカフェ「プラザSAKAI」

・修了旅行の行先決定(岡山県「閑谷学校(しずたにがっこう)」を中心としたコース)


◎「今を考える③ 文章表現とは」

講師:加畑 公一郎 様(元朝日新聞論説委員 宝塚大学非常勤講師)

 

 この講座のねらいは、文章表現のさまざまな事例を読みながら、実際に役立ついろんな文章の作法や技法を学び、意外な発見をし、自分の日常生活をいまよりもっと充実させる、ということです。

(主な内容)

 ◆文章とは何か

 ◆大胆に書く

 ◆桑原武夫の文章作法

 

◆文章とは何か

・自問自答の大切さ

文章を書く上で、「自問自答」は重要なことである。また、人とは違うことを書く事も重要である。

・読点と段落

私たちが一番おろそかにしているのが「読点と段落」である。

《読点の打ち方の規則(一応の目安として)》

①受ける言葉がすぐ続くときは読点を打たない。受ける言葉が離れているときは打つ。

②二つの文からできている分は、間に読点を打つ。

③読点が多すぎてくどい場合は、①の「受ける言葉が離れているとき」の読点は省いていい。この意味ではぶける読点が二つある場合は、「かかるー受ける」の距離が近い方の読点を省く。

《段落》

①段落とは文章のなかの一区切りのこと。

②段落を区切ると、読みやすい文章になる。

③一つの段落には一つの話題だけを盛り込む。

読点の打ち方、段落については、木下是雄著「理科系の作文技術」(中公新書)を参考にされると良い。

・書き言葉で書く

文章は「書き言葉」で書く。誰が読んでもわかり、共感を呼ぶ文章を心掛ける。

自分の目の前にいない人にもわかる客観的な情報を文章に盛り込む。

◆大胆に書く

人とは違うものを書く。内容を限定する。感想よりも臨場感(映像)のある表現を工夫しよう。

文章は飾りすぎると「紋切型」となり死んでしまうので、形容詞はほどほどに。

◆桑原武夫の文章作法

(参考:桑原 武夫(くわばら たけお、1904(明治37)年~1988(昭和63年)は、フランス文学・文化研究者、文化勲章受章。京都帝国大学仏文科卒)

①自分の考えたことを書く

②言葉づかいは平凡にする

③難しい感じを使うのはやめた方がよい

④一つの文章の中には初めて言うようなことをところどころに盛り込まなくてはならない


◎クラスカフェ「プラザSAKAI」

クラス委員長の司会のもとクラスカフェ「プラザSAKAI」を開催。つぎの報告事項の後、「修了旅行」の行先について討議し、決定しました。

 

1.区民カレッジ、府民カレッジ合同スポーツ大会報告について

  堺校Aチーム、堺校Bチームともに6位。参加者が若干少なかった。

 

2.区民カレッジ、府民カレッジクラス委員長会議報告について

(1)区民カレッジ、府民カレッジ合同スポーツ大会の反省事項

(2)来年度の「区民カレッジ、府民カレッジ合同スポーツ大会」の開催日および会場

   2019年11月15日(金) @大阪市立中央体育館(大阪メトロ中央線「朝潮橋」下車徒歩5分)

 

3.「コーダイフェスタ2018」について

〇主催:NPO法人大阪府高齢者大学校

〇協力:NPO法人大阪区民カレッジ/NPO法人大阪府民カレッジ

〇開催日時 平成31年1月22日(火)10:00 ~  10周年記念式典・シンポジウム・大合唱団他

      平成31年1月23日(水)10:00 ~  コーダイカフェ・演芸・バザー他

〇諸連絡事項 

(1)参加者は「名札」着用のこと

(2)アリーナ床面に立ち入る時は、上履き着用のこと

(3)観覧席のみ「飲食可」

(4)競技フロアーを傷つけないように

(5)「掲示物」の貼り付けには、「養生テープ」を用いること

(6)バザーへの協力のお願い

「日用品・雑貨」(未使用品に限る)で、バザーに出品いただけるものがあれば、平成30年1月15日(火)の授業(@堺伝統産業会館)の際ご持参願います。

4.大阪府民カレッジの「大阪南部事務所」(仮称)の開設について

大阪府民カレッジの大阪南部地区の事務所が堺市総合福祉会館(堺市堺区南瓦町2-1 南海高野線堺東駅下車7分)の2階に開設されました。


◎「修了旅行」について

 

「修了旅行」については、平成31年3月5日(火)実施と決定しているが、「行先」については未定であったので、本日、受講生で討議し決定しました。

 旅行の詳細事項については、今後決定の上、別途連絡があります。

 

「遠足・修了旅行」委員長から「行先」案の6コースのご説明があり、挙手による投票で決定しました。(一人1回にて投票、投票数の上位2コースについて「決選投票」しました。)

〇「行先」案 6コース

①箕面観光ホテル

②岸和田いよやかの郷

③彦根城、黒壁、すきやき

④和歌山・友ヶ島

⑤出石城、出石そば

⑥閑谷学校(しずたにがっこう、岡山県備前市)

 

〇上位2コース

②岸和田いよやかの郷

⑥閑谷学校

 

◎決定

「岸和田いよやかの郷」と「閑谷学校」で決選投票、14票対27票で「閑谷学校」と決定しました