平成30年10月16日、受講生の皆様に森下先生(H30.10.2の講座「なにわ・堺の伝統野菜を知ろう」の講師)から贈られた「難波葱」の種をお配りしました。
川口DRから森下先生に対し、「難波葱」の栽培方法をメールで確認したところ、次のご回答を頂戴しましたので、ご参考にお知らせします。
【森下先生からのご回答】
     川口さま
   難波葱の種、受講生の皆様にお配りいただいたようですね、少量ですみません。

   葱の栽培ですが、いつでも蒔けます。
   植木鉢かプランターに園芸用土をいっぱい上まで表面を入れ、平らにしてください。
   平らな面に指二本の幅で、第一関節くらいまでの深さの筋を2本切ります。
   そこに難波葱の種を適度な間隔を保ち筋状にパラパラと蒔きます。
   横の土で軽く覆土をして、水を静かにたっぷり与えてください。
   できましたら、日当たりの良いところにおいてください。
   10日前後で芽を切ってきます。葱の種の芽生えは大変小さいですが、
   そのうち折れ曲がって生えてきたものがピンと1本にのびます。
   草丈が3~5cmになったら、真ん中に筋を切りそこに追肥をします。
   プランターの場合、化成肥料をカレーのスプーンに軽く1杯を与え、土をかけます。
   プランターでそのまま大きくし、草丈が20㎝位になったら土より抜いて、苗として利用します。
   苗として3~5本くらいを15㎝間隔、深さ3cmくらいで、別のプランターもしくは畑に定植して育てていきます。
   葱はどの様な大きさでも利用できますので、地上部のみを刈り取り、
   下の根の部分はそのままに残していくといつまでも楽しむことができます。
     また何かありましたら、ご連絡ください。    森下
(ご回答文終り)